背筋痛の原因のひとつ「猫背」

背筋痛の起こってしまう原因の一つ「猫背」について調べてみました。人の背骨は、頚椎(けいつい)、胸椎(きょうつい)、腰椎(ようつい)、仙骨(せんこつ)、尾骨(びこつ)となっています。正常な背骨の人の身体を横から見ると、背骨はまっすぐではなく、クビと腰の部分は少し前に、背骨の部分は後方に突き出しています。
この「胸椎部」の後方への突き出しの程度が大きくなってしまうことを「猫背」とよんでいます。突き出しの程度が大ききなるほど背筋痛も起こりやすいといわれているようです。
「猫背」の姿勢は、腰痛や背筋痛の原因の一つであるといわれています。そこで今回は、この「猫背」にならないための予防法を調べてみました。
「猫背」の原因の一つに背筋の筋力低下があります。正常な日常生活を送っていれば、「猫背」になるような、筋力の低下は起こらないのですが、前かがみの姿勢で長時間労働するなど、慢性的に背筋を使う動作を繰り返えしていると、背中の筋肉が、「コンパートメント症候群」といわれる状態となってしまいます、その結果、背筋を伸ばす筋肉が衰え「猫背」になってしまうようです。

猫背の予防と骨粗鬆症について

背筋痛が起こる原因の一つ、猫背についてでした。背筋痛を軽減させるために猫背の予防の対処法です。
その一つは姿勢をよくすることがいえます。机で仕事をされている方などは、正しい姿勢で仕事が行えるように、椅子や机の高さを調整する、そして、腹筋や背筋を鍛える訓練を行うのも猫背を予防するのに効果的とされています。背筋痛を予防する、軽減させることにもなるとされています。
次に「骨粗鬆症」(こつそしょうしょう)による猫背についてです。
「骨粗鬆症」とは、骨の中におけるカルシウムの量が低下するために、骨の強度が低下してしまい、骨折しやすくなる病気です。胸椎部で骨折を起こすと背骨は後方への突出しが強くなり猫背になってしまいます。背筋痛を起こす可能性がでてしまいます。
この猫背を予防するに骨粗鬆症の予防および治療が必要となってきます。骨粗鬆症の予防および治療は、整形外科などの専門医に相談するのが一番ですが、カルシウムを多く含む食事の摂取や適度の運動、日光浴など、ご家庭で出来る予防法もありますが、骨粗鬆症は早期発見して治療が大切で専門の医院などでの相談や診断をお薦めします。

背筋痛の血液循環の悪さの原因

背筋痛の起こってしまう原因の一つに血液循環の悪さが考えられるそうです。
パソコン・コンピューター関連の仕事やデスクワークで長時間仕事を行う人は、頭や首や肩を動かさない姿勢の状態を長時間しています。また身体を酷使する姿勢が多い仕事の人などに多く起こりやすく、首コリと偏頭痛など、ひどくなると吐き気が続いてしまう症状もあるとのことです。
背筋痛の予防を効果的にしてもらうためにやはり専門の病院に相談し、予防や治療をしてもらうことをお薦めします。温熱治療法やいろいろな治療法、自分にあった背筋痛の治療法をみつけてもらいましょう。
また、温熱治療法では、背筋がほぐれると脊椎が伸び不眠症も同時に改善されるようです。不眠症の改善は、背骨の周りを温めるため自律神経も調い副交感神経も活発になるとされています。

背筋痛からおさらばしましょう!

Copyright © 2009 背筋痛について